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一人暮らしの宅配弁当、実質いちばん安いのはどれ?6社12とおりで計算しました

くくらべごはん編集部 2026.08.12 公開 価格調査 2026.08.29 時点
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宅配弁当を比較しようとすると、どのサイトにも「1食499円〜」「1食599円〜」という数字が並びます。 ところがこの数字、ほぼ全社が送料を含めていません。そして宅配弁当の送料は1回1,000円前後。7食で割れば1食あたり140円、これを無視した比較には意味がありません。 このページでは主要6社・12とおりの買い方を、送料まで足し戻した「実質1食」だけで並べ直しました。結論を先に書くと、冷蔵で毎日届くワタミの宅食が472円、冷凍で全国どこでも頼めるワタミの宅食ダイレクトが509円。この2つの差は37円しかありません。

1 結論:3つに分岐する 2 「1食◯円」のからくり 3 12とおりの実質1食 4 自炊・コンビニと比べる 5 冷凍庫に何食入るか 6 失敗しない選び方
1結論:一人暮らしの答えは、住所と冷凍庫で3つに分かれる

「いちばん安いのはどれか」に単一の答えはありません。あなたの住所と冷凍庫の空きで、正解が3つに分岐します。先に結論を書きます。

1
最安

ワタミの宅食の配達エリア内 → まごころ手鞠(実質472円)

自社スタッフが冷蔵で毎日配る方式なので、送料という項目がありません。エリア内ならこれが最安です。まず郵便番号で確認してください。

2
エリア外・冷凍庫に余裕あり

ワタミの宅食ダイレクト「いつでも三菜」20食(実質509円)

冷凍・全国配送で、20食の定期おまかせなら送料880円が1食44円まで薄まって実質509円。おかず3品の日替わりで、献立はおまかせです。メニューを自分で選びたいならナッシュの20食(670円)になります。

3
エリア外・冷凍庫が小さい

ワタミの宅食ダイレクト 10食(553円)/7食(672円)

ワンルームの冷蔵庫に付いている冷凍室だと、現実的にはこのあたりが上限です。7食から頼めるのが効きます。同じくらいの食数だとナッシュ6食が914円・8食が790円、食宅便7食が824円なので、冷凍庫が小さい人ほど差が開きます。

※ナッシュ・三ツ星ファーム・食宅便・ワタミの宅食(冷蔵)は2026年8月12日、ベルーナグルメは8月21日、ワタミの宅食ダイレクトは8月29日の調査です。関東の送料で計算しています。料金は変更されることがあるため、申し込み前に公式サイトでご確認ください。

2「1食599円」が当てにならない理由

宅配弁当の価格表示には、比較を難しくする要素が3つ混ざっています。

要素1
送料が別1回1,000〜1,900円
要素2
初回だけの価格2〜3回目で戻る
要素3
最大食数の単価20食頼んだときの数字

たとえば「1食499円〜」という表示は、多くの場合「初回キャンペーンを使って、いちばん大きいプランを頼んだ場合の、送料を含まない金額」です。3つの好条件を重ねた数字なので、普通に頼むと1.5倍になります。

当サイトが実質1食で並べているのは、この3つを取り除くためです。計算式は単純で、次の1本だけです。

コース合計
6,206円
+
送料
1,166円
÷
食数
10食
=
実質1食
737円

※ナッシュ10食プラン・関東の例。2回目以降の通常価格で計算しています。

36社12とおりの実質1食(送料込み・関東)

2回目以降の通常価格で、送料を足し戻した金額の安い順です。初回キャンペーンは各社バラバラで比較にならないため、あえて外しています。

サービスプラン実質1食タイプごはん
ワタミの宅食まごころ手鞠5日間コース472円冷蔵・毎日配達なし
ワタミの宅食ダイレクトいつでも三菜20食・定期おまかせ509円冷凍・全国配送なし
ワタミの宅食ダイレクトいつでも三菜14食・定期おまかせ528円冷凍・全国配送なし
ワタミの宅食ダイレクトいつでも三菜10食・定期おまかせ553円冷凍・全国配送なし
ワタミの宅食まごころ御膳5日間コース568円冷蔵・毎日配達付き
ナッシュnosh20食670円冷凍・まとめ買いなし
ワタミの宅食ダイレクトいつでも三菜7食・定期おまかせ672円冷凍・全国配送なし
ベルーナグルメほほえみ御膳10食734円冷凍・まとめ買いなし
ナッシュnosh10食737円冷凍・まとめ買いなし
三ツ星ファーム21食758円冷凍・まとめ買いなし
食宅便おまかせ7食・定期便824円冷凍・7食単位なし
三ツ星ファーム14食889円冷凍・まとめ買いなし

※調査日はサービスごとに異なります(ワタミの宅食ダイレクト=2026年8月29日、ベルーナグルメ=8月21日、その他=8月12日)。関東の送料で計算。ワタミの宅食(冷蔵)は宅配料込みの表示価格です。同じ数字を比較表でも使っています。

こうして並べると、冷凍は509円から889円まで、380円の幅があることが分かります。「冷凍はどれを選んでも同じ」ではありません。 そして表のいちばん上と2番目に注目してください。冷蔵のワタミの宅食が472円、冷凍のワタミの宅食ダイレクトが509円。その差は37円です。

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。配達エリアの外に住んでいても、あきらめる必要がありません。 ワタミの宅食(冷蔵)はスタッフが毎日手渡しで届ける方式なので、エリアが限られます。 いっぽうワタミの宅食ダイレクトは同じワタミの冷凍版で、宅配便で全国どこにでも届きます。 名前が似ていますが別のサービスで、こちらはエリアの制限がありません。

コース合計
9,290円
+
送料
880円
÷
食数
20食
=
実質1食
509円

※ワタミの宅食ダイレクト「いつでも三菜」20食・定期おまかせの例。本体9,290円に送料880円を足した10,170円を20で割った金額です(端数は四捨五入)。内訳はこちらで分解しました。

ただし数字だけで決めないでください。ワタミの宅食は毎日届く冷蔵、他の3社は好きなときに食べられる冷凍で、そもそも生活の中での使い方が違います。予定が読めない一人暮らしの場合、安くても食べきれずに捨てるなら意味がありません。
4そもそも自炊・コンビニと比べて安いのか

一人暮らしの食事の選択肢と並べます。宅配弁当が高いか安いかは、何と比べるかで結論が変わります。

約300円
自炊
(材料費のみ)
472円
ワタミの宅食
手鞠
509円
ワタミの宅食
ダイレクト20食
約600円
コンビニ弁当
+飲み物なし
約900円
外食
(定食)

※自炊・コンビニ・外食は一般的な目安。宅配弁当は当サイト調べ(関東・送料込み。ワタミの宅食ダイレクトは2026年8月29日、ワタミの宅食は8月12日の調査)。冷凍にはこれより高いプランもあり、上は1食889円までひらきます。

素直に読むと「自炊がいちばん安い」で終わりますが、一人暮らしの自炊には表に出ない2つのコストがあります。

ひとつは食材ロス。一人分の料理で、キャベツ1玉や調味料を使い切るのは簡単ではありません。買った食材の2〜3割を腐らせれば、材料費300円は実質400円近くになります。
もうひとつは時間です。買い物・調理・片づけで1食あたり40〜50分。時給1,200円で換算すれば800〜1,000円分の時間を使っている計算になります。 なおこの300円には、だしの分はほとんど含めていません。かつお節できちんと出汁を取ると1杯いくら乗るのかは別記事で計算しました。

つまり宅配弁当は「自炊より安い」ではなく、「コンビニ弁当と同じか、それより安い値段で、栄養バランスと時間を買う」選択肢です。 自炊が苦にならない人が節約目的で使うと、まず後悔します。この点は書いておきます。

5一人暮らしの冷凍庫に、実際は何食入るのか

冷凍宅配弁当を選ぶとき、価格より先に効いてくるのが冷凍庫の容量です。 「20食が最安」と分かっていても、入らなければ意味がありません。

冷凍庫のタイプ目安容量現実的に入る食数
ワンルーム用の小型冷蔵庫上部が冷凍室20〜40L3〜5食
1〜2人用の冷蔵庫引き出し1段50〜80L6〜10食
3〜4人用の冷蔵庫引き出し2段100〜130L12〜20食
冷凍庫を別途購入セカンド冷凍庫60L〜20食以上

※弁当以外の冷凍食品・氷を置くスペースを残した現実的な目安です。

重要なのは「冷凍庫を空にすれば20食入る」という計算をしないことです。氷、冷凍うどん、作り置き、アイス。実際には既に何かが入っています。 ワンルームの小型冷蔵庫なら、そもそも冷凍宅配弁当は現実的ではありません。この場合は冷蔵で毎日届くワタミの宅食一択になります。

なお「セカンド冷凍庫を買う」は、宅配弁当を長く続けるなら悪くない選択です。60L前後の小型冷凍庫は2万円前後。 ナッシュの20食プラン(670円)と10食プラン(737円)の差は1食67円なので、週5食ペースなら約1年2か月で元が取れる計算になります(20,000円 ÷ 67円 = 約299食)。すぐに勧める話ではありませんが、続けると決めた段階で検討する価値はあります。

6失敗しない選び方:この順番で決める
1
まず確認

ワタミの宅食の配達エリアかを調べる

公式サイトで郵便番号を入れるだけ。エリア内なら実質472円〜568円という、他社が届かない価格帯が使えます。エリア外でも大丈夫です。同じワタミの冷凍・全国配送版であるワタミの宅食ダイレクトが実質509円からあるので、差は37円におさまります。

2
次に確認

冷凍庫を開けて、実際に何食入るか数える

ここで入る食数が決まれば、選べるプランが自動的に絞られます。10食入らないなら候補は4つで、ワタミの宅食ダイレクト7食(672円)、食宅便7食(824円)、ナッシュ8食(790円)・6食(914円)。食数が少ないほど1食あたりの送料が重くなるので、ここでの差がいちばん大きく出ます。

3
最後に

制限食が必要かどうかで決める

糖質を抑えたいなら三ツ星ファーム(糖質25g以下・たんぱく質15g以上)。塩分やたんぱく質を医師から制限されているなら食宅便。特に制限がなく価格重視ならナッシュ。ここまで来れば迷う要素はほぼ残りません。

4
注意

初回価格で「続けられるか」を判断しない

各社とも初回は大幅に安くなります。三ツ星ファームは初回497円→2回目889円と1.8倍になります。続けられるかどうかは、必ず2回目以降の金額で判断してください。

最後にもう一度だけ。宅配弁当は節約の手段としては弱く、時間と栄養バランスを買う手段としては強いサービスです。 「食費を下げたい」が動機なら、冷凍宅配弁当より食材宅配やミールキットのほうが合っている可能性があります。目的からずれた選び方をしないでください。

エリア内なら472円、エリア外でも509円まで届きます

決めることは2つだけです。①ワタミの宅食(冷蔵)の配達エリアかどうか ②冷凍庫に何食入るか。エリア内なら実質472円、エリア外なら冷凍・全国配送のワタミの宅食ダイレクトが実質509円から。冷凍庫が小さければ7食(672円)から始められます。

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。料金・送料・キャンペーン条件はワタミの宅食ダイレクトが2026年8月29日、ベルーナグルメが8月21日、その他が8月12日時点の調査です。変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

価格は自分でも必ず公式サイトで確かめてから申し込んでください。