ホーム / 宅食 / 冷凍庫の選び方

宅配弁当のためのセカンド冷凍庫は、約8か月で元が取れます

くくらべごはん編集部 2026.08.20 公開 価格調査 2026.08.20 時点
PR:当サイトはアフィリエイト広告・物販の紹介リンクを利用しています

当サイトで宅配弁当の料金を計算していると、どの記事でも最後は同じ壁にぶつかります。冷凍庫です。 まとめ買いすれば1食あたりは確実に安くなるのに、入れる場所がないから安いプランを選べない。 このページでは、その冷凍庫を買うと何か月で元が取れるのかを計算し、何リットル買えば何食入るのか、実際に売られている3台で比べます。

20食まとめ買いなら1食670円と喜ぶが、冷凍庫が満杯で8食しか入らず、6食プランにして1食914円になり、1年の差29,244円と冷凍庫19,280円から約8か月で元が取れると気づく4コマ漫画
※この記事の計算を4コマにしたものです。金額はイメージではなく、本文と同じ調査値です。
1 結論:8か月で元が取れる 2 何Lで何食入るのか 3 前開きか、上開きか 4 直冷式とファン式 5 実売の3台を比べる 6 注意点 7 よくある質問
1結論:冷凍庫は家電の買い物ではなく、宅配弁当の単価を下げる投資です

先に計算を見せます。ナッシュを例にすると、6食プランの実質1食は914円、20食プランは670円(いずれも関東・送料込み・2回目以降)。 その差は1食244円です。まとめ買いできる人とできない人で、同じ弁当がこれだけ違う値段になります。

頼み方1回の支払い年120食を食べると実質1食
6食セットを20回5,484円109,680円914円
20食セットを6回13,406円80,436円670円

※ナッシュ・関東(送料1,166円)で計算。食べる食数はどちらも年120食で同じです。2026年8月調査。

冷凍庫の値段
19,280円
÷
年間の差額
29,244円
=
回収まで
約8か月

※109,680円−80,436円=29,244円。冷凍庫は下で紹介する60Lモデルの2026年8月20日時点の価格です。

約8か月で元が取れて、あとはずっと年3万円近く浮きます。宅配弁当を続けるつもりなら、冷凍庫は「買い足す家電」ではなく単価を下げるための設備投資だと考えたほうが、判断が早くなります。

ただし、この計算には電気代を入れていません。そこも足しておきます。 年間消費電力量が150kWhの機種だと仮定すると、31円/kWh(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める新電力料金の目安単価・令和4年7月改定)で年4,650円。 これを差し引くと年間の効果は24,594円になり、回収は約9〜10か月になります。それでも1年かかりません。 実際の年間消費電力量は機種ごとに違うので、購入前に商品ページで必ず確認してください。
2何リットル買えば、何食入るのか

冷凍庫は「◯L」で売られていますが、「何食入るか」はどのメーカーも書いてくれません。そこで当サイトで換算しました。 計算のしかたも公開しておきます。冷凍弁当1食の箱をおよそ1.3Lとみて、引き出しの仕切りやすき間があるので実際に使えるのは容量の40〜50%として計算しています。

容量入る食数の目安向いている人
33L10〜12食一人暮らし。10食プランをちょうど入れたい
60L18〜22食20食プランを使いたい人。いちばん費用対効果が高い
86L26〜32食2人分をまとめ買い。作り置きや食材も一緒に入れたい

※メーカー公表値ではなく当サイトの換算です。弁当の箱のサイズは各社で違うため、目安としてお使いください。

いちばん効くのは60Lです。理由は単純で、ナッシュの最安プランが20食だからです。 20食が丸ごと入る最小サイズが60Lで、ここを超えて大きくしても1食あたりの価格はもう下がりません(プランがそれ以上大きくならないため)。 費用対効果の折り返し地点が60Lだと考えてください。

670円
60Lあり
20食プラン
737円
33Lあり
10食プラン
790円
冷蔵庫のみ
8食プラン
914円
冷蔵庫のみ
6食プラン

※ナッシュ・関東の実質1食。冷凍庫の容量が、そのまま選べるプランの上限=価格を決めています。

この図がこの記事の要点です。味でもメニュー数でもなく、家にある冷凍庫の大きさが、あなたの払う1食の値段を決めています。

3宅配弁当を入れるなら、前開き(引き出し式)を選んでください

小型冷凍庫には「前開き(引き出し式)」と「上開き(チェスト式)」があります。同じ容量なら上開きのほうが安く、電気代も抑えやすいのですが、 宅配弁当の用途では前開きを選んでください。理由は保存するものの形にあります。

おすすめ
前開き(引き出し式)
弁当を立てて並べられる/どれが何日目か一目で分かる/下のものを取り出すのに上をどける必要がない/設置は前面のスペースだけでよい
VS
不向き
上開き(チェスト式)
弁当が積み重なって下が見えない/古いものが下に沈んで忘れる/上にものが置けない/かがんで探すことになる

宅配弁当は「同じ形の箱が20個」という、かなり特殊な保存物です。引き出し式なら本を並べるように立てて収納でき、残り何食かが開けた瞬間に分かります。 よくある失敗の記事で書いたとおり、食べきれずに残ることこそが最大の損失なので、「残りが見えること」は価格に直結します。

用語注:チェスト式=上ぶたを開けて上から入れる、宝箱のような形の冷凍庫のこと。冷気が下にたまるので開けても逃げにくく、電気代の面では有利です。 肉のかたまりや釣った魚など「形がバラバラで、長期間動かさないもの」を入れるには最適ですが、毎日1つずつ取り出す用途には向きません。
4「直冷式」は安いかわりに、霜取りを自分でやります

商品ページに「直冷式」と書いてあったら、霜取りが手動だという意味です。ここは買ってから気づくと面倒なので、先に知っておいてください。

直冷式ファン式
霜取り手動年1〜2回自動
価格安い高い
庫内の乾燥しにくいしやすい
小型機での採用多い少ない

1万〜2万円台の小型冷凍庫は、ほとんどが直冷式です。霜取りは、たまった霜が厚くなったら電源を切って中身を出し、溶かして拭く、という作業になります。 年に1〜2回のことなので致命的ではありませんが、「その日は中身を移す場所が必要」という点だけ覚えておいてください。

なお宅配弁当だけを入れるなら、直冷式のほうが実は都合がよい面もあります。ファン式は冷気を循環させるぶん庫内が乾燥しやすく、包装が甘いものは霜がついて味が落ちます。 宅配弁当は密封されたトレーで届くのでどちらでも問題は起きにくく、価格の安い直冷式で十分というのが現実的な結論です。

5実際に売られている3台を、食数で比べる

条件は①前開き(引き出しまたは扉)②宅配弁当が立てて入る ③実売2万円台までの3つ。この条件で、容量ちがいの3台を並べます。 価格は2026年8月20日時点で確認したものです。変動しますので、必ず販売ページで最新の金額をご確認ください。

前開きタイプの60L小型冷凍庫。引き出しが3段あり、白いボディのセカンド冷凍庫
20食プランを使いたい人へ

ONE STEP 冷凍庫 60L(前開き・引き出し3段・楽天ランキング1位獲得)

60L=約20食引き出し3段直冷式30dB7段階温度調整約45×45×83cm19,280円

この記事の計算に使った1台です。ナッシュの20食プラン(実質670円)がちょうど収まる最小サイズで、費用対効果がいちばん高い帯にあります。
引き出しが3段あるので「今週ぶん」「来週ぶん」と分けて入れられ、残り何食かが一目で分かります。幅・奥行きとも約45cmなので、洗濯機の横やキッチンの隙間に置ける大きさです。
直冷式なので霜取りは手動です。設置時は左右と背面を10cmほど空ける必要があります。

幅47.6cmのスリムな33L小型冷凍庫。1ドアの前開きタイプで一人暮らし向け
ワンルーム・一人暮らし

simplus 冷凍庫 33L SP-33LRFD1(前開き・スリム・メーカー保証1年)

33L=約10食高さ50.9cm直冷式幅47.6×奥行44.9cm保証1年11,999円

高さが約51cmなのでカウンターの下や、既存の冷蔵庫の横に置けるサイズです。60Lモデルは高さ83cmあるため置けない、という場合の現実的な選択肢になります。
容量は約10食ぶん。ナッシュの10食プラン(実質737円)がちょうど入る大きさで、6食プラン(914円)から乗り換えるだけでも1食177円下がります。
20食プランには届かないので、置き場所さえあるなら60Lのほうが回収は速いです。ここは部屋の都合で決めてください。

山善の86L前開き冷凍庫。1ドアのノンフロン冷凍庫で作り置きもまとめて入る大きさ
2人分・作り置きも一緒に

山善 冷凍庫 86L YF-U91(前開き・ノンフロン・送料無料)

86L=約30食ノンフロン幅55×奥行57.5×高さ86.5cm重量33kg山善25,800円

夫婦2人ぶんをまとめ買いする、宅配弁当と一緒に作り置きや食材も入れたい、という場合はこの容量になります。
ただし宅配弁当の単価を下げるという目的だけなら、60Lを超えても効果は増えません。ナッシュの最大プランが20食(=60Lで足りる)だからです。ここから先は「弁当以外に何を入れるか」で選ぶ買い物になります。
幅55×奥行57.5cmと一回り大きく、重量33kg。搬入経路と設置場所を先に測ってください。

※価格・在庫は2026年8月20日時点で確認したものです。変動しますので、最新の情報は各販売ページでご確認ください。

6この記事の注意点
  • 「8か月で元が取れる」のは、宅配弁当を続ける場合だけです。年120食(週2〜3食)を1年以上つづける前提の計算なので、まだ試している段階なら急いで買う必要はありません。まずは今の冷凍庫で数か月使ってみて、続きそうなら買う——この順番が安全です。
  • 電気代は機種によって差があります。本文では年150kWhと仮定しましたが、これは当サイトが置いた仮の数字です。実際の年間消費電力量は商品ページの仕様欄に書いてあるので、そこに31円を掛けて計算してください。
  • 設置スペースは、本体サイズより一回り大きく必要です。放熱のため左右・背面を10cmほど空ける決まりの機種が多く、60Lモデル(幅45cm)でも実際には65cm前後の幅が要ります。買う前にメジャーで測ってください。
  • 搬入経路も確認してください。86Lクラスは重量33kgあり、玄関やドアの幅、階段の踊り場を通るかどうかが問題になります。集合住宅の場合はとくにご注意ください。
  • 直冷式は霜取りが手動です。年1〜2回、電源を切って中身をいったん出す日が必要になります。その日のために保冷バッグがあると楽です。
  • この記事の「何L=何食」は当サイトの換算で、メーカー公表値ではありません。弁当の箱のサイズは各社で違うため、余裕をみて考えてください。
7よくある質問
今ある冷蔵庫の冷凍室では足りませんか?
目安として、ワンルーム用の小型冷蔵庫で3〜5食、1〜2人用(引き出し1段)で6〜10食、3〜4人用(引き出し2段)で12〜20食です。しかもこれは空っぽの状態での話で、実際には製氷皿や冷凍食品が入っています。10食プランまでなら既存の冷凍室で足りることが多く、20食プランを狙うなら買い足しが必要という切り分けになります。詳しくは一人暮らしの記事をご覧ください。
電気代はどれくらいかかりますか?
機種の年間消費電力量(kWh)× 31円で計算できます。31円/kWhは公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている新電力料金の目安単価です。仮に150kWhの機種なら年4,650円。宅配弁当のまとめ買いで浮く年29,244円と比べれば、十分に釣り合う金額です。
宅配弁当以外にも使えますか?
使えます。むしろ作り置き・ふるさと納税の返礼品・特売の肉のまとめ買いなど、使い道は広がります。ただしこの記事の「8か月で元が取れる」計算は宅配弁当の単価差だけで出しているので、他の用途で得したぶんはすべて上乗せになります。
家族4人ぶんの平日を冷凍弁当にできますか?
できません。4人×平日20日=月80食が必要で、86Lの冷凍庫でも約30食が上限です。家族世帯は冷凍弁当ではなくミールキット側で考えるのが現実的で、その計算は共働きの記事にまとめています。

先に置き場所を測ってから、容量を決めてください

60Lモデルなら幅45cm+左右の放熱スペース。ここさえ確保できれば、20食プランが使えるようになって1食244円下がります。

この計算は、実際に起きています

届いたら、冷凍庫1/3空けてあったのに入り切らなかった。
何とか詰め込んだお弁当は、8個。

— @findourharmony・2026年8月27日の投稿より

※当サイトは味や好みの感想は引用しません。 ここで引いたのは「冷凍庫に何食入ったか」という、確かめられる事実に触れた投稿です。 上の表の「1〜2人用(引き出し1段)で6〜10食」とほぼ一致しています。引用は投稿の一部で、全文は原文をご覧ください。

※本記事は物販の紹介リンクを含みます。価格・在庫・仕様は2026年8月20日時点の調査であり、変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。

価格・内容は自分でも必ず販売ページで確かめてから購入してください。