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共働きの平日ごはん、ミールキットと冷凍弁当はどちらが安くて速いのか

くくらべごはん編集部 2026.08.20 公開 価格調査 2026年8月 時点
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18時に会社を出て、19時に帰宅して、そこから献立を考えて買い物して作る——この流れが平日5日つづくとして、どこを外注するのがいちばん効くのか。 候補はミールキット(ヨシケイ・Kit Oisix)と冷凍宅配弁当(ナッシュなど)の2つです。 結論から言うと、この2つは「何人ぶん必要か」で答えが正反対になります。そして分かれ目は価格ではなく、冷凍庫の容量です。

1 結論:人数で答えが変わる 2 冷凍庫の壁:月80食問題 3 ヨシケイの中にある階段 4 時短にいくら払っているか 5 4人家族の月額を並べる 6 注意点 7 向く人・向かない人
1結論:1〜2人なら冷凍弁当、3人以上ならミールキット

先に結論です。世帯人数が1〜2人なら冷凍宅配弁当がラクで安く、3人以上ならミールキットのほうが現実的になります。 価格の差ではなく、冷凍弁当が「1人1食=1箱」という単位でしか買えないという構造がそうさせます。

1〜2人世帯
冷凍宅配弁当実質670〜737円/人・調理ゼロ
3人以上の世帯
ミールキット実質447〜707円/人・調理あり
分かれ目になるもの
冷凍庫の空き容量
価格差の正体
調理の手間をいくらで買うか
用語注:ミールキット=献立に必要な食材とレシピが、必要な分量だけセットで届くもの。「何を作るか考える」「買い物に行く」「量を計る」の3つが省けるのが価値で、実際に火を通す作業は残ります。冷凍宅配弁当は調理そのものが済んでいて、レンジで温めるだけです。
2家族4人の平日を冷凍弁当でまかなうと、月80食になります

まず、多くの比較サイトが触れない計算をします。冷凍宅配弁当は1人1食で1箱です。ここに人数と日数を掛けると、必要な箱数が出ます。

家族
4人
×
平日
20日
=
1か月に必要
80食

いっぽう、家庭用の冷凍庫に入る冷凍弁当の目安はこうです。

80食
4人×平日20日
で必要な数
20食
3〜4人用
冷凍庫の上限
10食
1〜2人用
冷凍庫の上限
5食
ワンルーム用
小型冷凍庫

※空の状態での目安です。実際には製氷皿や作り置きが入っているぶん、さらに減ります。

いちばん大きい3〜4人用の冷凍庫でも20食が上限です。80食に対して4分の1しか入りません。 しかも家族世帯の冷凍庫は、たいてい既に冷凍食品や作り置きで埋まっています。 つまり家族4人の平日を冷凍弁当だけでまかなうのは、金額の問題ではなく物理的に不可能だということになります。 週に何度も配送してもらう手もありますが、そのたびに送料がかかるので、実質1食は跳ね上がります。

逆に、1〜2人世帯ならこの壁は来ません。1人×平日20日=20食なので、まとめ買いが効きます。 ナッシュの20食プラン(実質670円)は、まさにこの使い方のための価格設計です。冷凍庫の容量については一人暮らし向けの記事で詳しくまとめています。
3ヨシケイの中には、手間と価格の「階段」があります

ここが、共働き世帯にとっていちばん実用的な話です。ヨシケイは1社の中に「どこまで自分でやるか」の段階が用意されていて、手間を減らすほど価格が上がるという並びになっています。

コース自分でやること実質1食
(1人あたり・目安)
しき菜ぜんぶ自分で調理447円〜
プチママ20〜30分で2品つくる480円〜
カットミール食材はカット済み。炒める・煮る538円〜
キットde楽半調理済み。ほぼ仕上げるだけ655円〜
Yデリ温めるだけ(完成品)707円〜

※2026年8月調査の目安。ヨシケイは地域ごとに独立した運営会社が価格を決めているため、全国一律の価格表がありません。実際の金額は必ず郵便番号を入れて確認してください。

いちばん下の「しき菜」といちばん上の「Yデリ」で、1食あたり260円の差があります。この260円が、この記事の主題です。 あなたは260円で、何を買っているのでしょうか。買っているのは「調理する時間」です。

そして注目してほしいのは、いちばん上のYデリ(707円・温めるだけ)が、冷凍宅配弁当のナッシュ10食(737円)とほぼ同じ価格だという点です。 調理を完全にゼロにしたときの相場は、どの会社を選んでも700円前後に収束します。ここは業界全体の構造なので、探し方を変えても大きくは動きません。

4時短にいくら払っているのかを、時給に直してみる

当サイトは価格を「実質1食いくら」でそろえていますが、共働きの場合はそこに「かかる時間」を並べないと判断できません。そこで、時短の値段を時給に換算します。

プチママ(480円・20〜30分の調理)から、Yデリ(707円・温めるだけ)に切り替えたとします。仮に1食あたり25分が浮くとすると、次の計算になります。

1食の差額
227円
÷
浮く時間
25分
=
時間1時間あたり
約545円

※707円−480円=227円。227円÷(25分÷60分)=約545円。調理時間は目安のため、実際の短縮時間は献立によって変わります。

1時間の自由時間を、約545円で買っているという見方ができます。これを高いと感じるか安いと感じるかは、その1時間で何をするか次第です。 ただし、ここには続きがあります。4人家族なら、この227円は4人ぶん発生します。

1食の差額
227円
×
4人×20日
80食
=
1か月の差
18,160円

月18,160円で、平日の調理時間およそ8時間20分(25分×20日=500分)を買う計算です。時給に直すと約2,180円になります。 人数が増えるほど、時短の値段は人数倍で効いてくる——ここが、一人暮らしの記事とは決定的に違うところです。

だから現実的な答えは「全部をどれかに寄せない」ことです。週5日のうち、本当に余裕がない2日だけYデリや冷凍弁当にして、残り3日はカットミールやプチママで作る。 ヨシケイは1日単位・コース単位で頼めるので、この組み合わせが自然にできます。全部を時短に寄せると、金額が一気に跳ねます。 なおヨシケイはこの層を主な対象にしており、働くママを応援中♪栄養士の献立で簡単バランスごはん♪という打ち出しをしています。
54人家族・平日20日で、月にいくらかかるか

1人あたりの実質1食に「4人×20日=80食」を掛けた金額です。夕食だけを置きかえた場合の目安として見てください。

選択肢1人1食4人×平日20日実現できるか
ヨシケイ しき菜447円35,760円○ 送料0円
ヨシケイ プチママ480円38,400円○ 送料0円
ヨシケイ カットミール538円43,040円○ 送料0円
ヨシケイ Yデリ707円56,560円○ 送料0円
ナッシュ 10食プラン737円58,960円× 冷凍庫に入らない
Kit Oisix(平均帯)約1,000円約80,000円△ 価格が高い

※2026年8月調査の目安。ヨシケイは地域で価格が異なります。Kit Oisixは本体価格を人数で割った平均帯で、送料は注文金額により0〜1,200円が別途かかります。

いちばん安いしき菜(35,760円)といちばん高いKit Oisix(約80,000円)では、月に4万円以上の差が出ます。 ただしKit Oisixは、ふだんスーパーで買わない食材や、有名店とのコラボ献立が届くという別の価値を持っているサービスです。 「毎日の夕食を安く回す」という目的にはヨシケイ、「週に1〜2回、外食のかわりに楽しむ」という目的ならKit Oisix、という住み分けになります。 調理時間そのものは【kit Oisix】20分で2品作れます♪とされていて、この記事のプチママ(20〜30分)と近い時間帯です。

なおヨシケイは送料が常に0円で、これが家族世帯では効きます。Oisixのように「6,500円以上で送料0円」といった注文金額の下限を気にしなくてよいぶん、 頼む量を人数と日数だけで決められます。送料の仕組みの違いは食材宅配の比較ページにまとめています。

6この記事の注意点
  • ヨシケイの価格は全国一律ではありません。地域ごとに独立した運営会社が価格を決めているため、この記事の447円〜707円はあくまで目安です。実家と自宅で金額が違う、ということも起こります。必ず郵便番号を入れて確認してください。
  • ミールキットでも、洗い物はなくなりません。減るのは「考える・買う・計る・切る」で、フライパンと皿は使います。冷凍弁当は容器ごと捨てられるので、洗い物まで含めた時短では冷凍弁当のほうが上です。
  • ミールキットは受け取りの手間があります。ヨシケイは基本的に毎日届くため、平日に受け取りの段取りが必要です(不在時は保冷ボックスでの置き配に対応しています)。冷凍のまとめ買いは週1回の受け取りで済みます。
  • 子どもの食べる量は大人と同じではありません。この記事の「4人×20日=80食」は、全員が1人前を食べる前提の計算です。小さいお子さんがいる場合、実際には3人前で足りることも多く、そのぶん月額は下がります。
  • この記事の時給換算は目安です。調理時間は献立・慣れ・キッチンの広さで変わりますし、そもそも「料理をする時間が苦にならない」方にとっては、時短にお金を払う意味自体が小さくなります。
7向いている人・向いていない人
MATCH
ミールキット(ヨシケイ)が向いている
世帯が3人以上/冷凍庫に空きがない/献立を考える時間をいちばん減らしたい/日によって手間のかけ方を変えたい/送料を気にせず頼みたい
VS
MATCH
冷凍宅配弁当が向いている
世帯が1〜2人/帰宅時間が読めない/洗い物をゼロにしたい/週1回の受け取りで済ませたい/食べない日はそのまま置いておきたい

現実的におすすめしたいのは「両方を使い分ける」やり方です。夫婦の夕食だけ冷凍弁当を数食ストックしておき、家族そろう日はミールキットで作る—— 帰宅が遅くなった日の保険として冷凍弁当が数食あるだけで、平日の心理的な負担はかなり変わります。全サービスを横並びで見たい場合は19プランの比較表をお使いください。

8よくある質問
平日の夜、実際に何分で食卓に出せますか?
目安として、冷凍宅配弁当はレンジで5〜7分、ヨシケイのYデリ(温めるだけ)で5〜10分、カットミールで15〜20分、プチママで20〜30分(2品)です。ミールキットは食材が計量済み・カット済みなので、同じ品数を自分で作るより短くなります。
ミールキットは毎日受け取らないといけませんか?
ヨシケイは日単位で選べるので、週2日だけ、金曜だけ、といった頼み方ができます。毎日頼む必要はありません。不在時は保冷ボックスに入れて置いていってもらえます。詳しくはヨシケイの記事をご覧ください。
朝食や昼食にも使えますか?
冷凍宅配弁当は昼食に向いています(在宅勤務なら特に)。この記事の計算は夕食だけを置きかえた場合なので、昼も置きかえるなら食数は倍になり、冷凍庫の壁はさらに早く来ます。ミールキットは夕食向けの献立が中心です。
結局いちばん安いのはどれですか?
1人あたりで見るとヨシケイのしき菜(447円〜)が最安ですが、これは自分で全部調理するコースです。「時短」という目的を含めるなら、カットミール(538円〜)あたりが手間と価格のバランスが良い帯になります。1〜2人世帯ならナッシュの20食プラン(実質670円)も同じ価格帯で、こちらは調理ゼロです。

まずは郵便番号を入れて、自分の地域の価格と配達曜日を調べてください

ヨシケイは地域ごとに価格が違うため、記事の金額はあくまで目安です。冷凍弁当を選ぶ場合も、地域の送料を確認してから食数を決めるのが確実です。

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価格・内容は自分でも必ず公式サイトで確かめてから申し込んでください。