離れて暮らす親に宅配弁当を送るなら、価格より先に決めることがあります
PR:当サイトはアフィリエイト広告を利用しています実家の親が、だんだん料理をしなくなった。冷蔵庫を開けると同じ惣菜が入ったままになっている——そういうときに宅配弁当を考える方は多いと思います。 ただ、子ども世代が自分で使うときの選び方と、親に送るときの選び方はまったく違います。当サイトは価格を「実質1食いくら」でそろえて比べているサイトですが、 この用途にかぎっては、価格より先に決めるべきことがあります。「誰が、どうやって親の手に渡すか」です。
宅配弁当は大きく「冷蔵で毎日、人が手渡しに来るタイプ」と「冷凍でまとめて届き、玄関前に置いていくタイプ」の2つに分かれます。 自分で使うぶんには後者のほうが圧倒的に安くて便利です。ところが親に送る場合、後者は「届いたあと」に親の作業が3つ発生します。
この3つのうち②が最大の壁です。冷凍弁当は1食ぶんの箱がそれなりに大きく、10食セットが届いた日に親が冷凍庫の中身を整理して入れる、という作業が発生します。 親の家の冷凍庫が、すでに保冷剤と冷凍うどんで埋まっているというのは、よくある話です。入りきらなければ、その日のうちに傷みます。
ワタミの宅食は、同じ地域に住む「まごころスタッフ」が、決まった時刻に自宅へ直接手渡しするのを基本にしています。 毎日決まった時間に人が来て、顔を合わせて弁当を渡す——これが結果として、日々の見守りとして機能します。
ワタミの発表によると、同社は312の自治体など(2023年3月末時点)と「見守り協定」を締結しており、配達時に異変に気づいた場合は、地域・行政との協定にもとづいて市区町村の指定連絡先へ通報する仕組みになっています。 弁当代の中に、この仕組みが含まれていると考えると、価格の見え方が変わってきます。
なお、ワタミの宅食には見守りに特化した「ワタミの宅食 みまもりサービス」という別建てのサービスもあります。弁当の配達に付随する見守りと、有料の見守りサービスは別物なので、 どこまでを期待するかによって申し込む先が変わります。詳しくは公式サイトで内容と料金をご確認ください。
いっぽうワタミの宅食には、条件が2つあります。①配達エリアが限られること ②日替わりの冷蔵なので、その日のうちに食べる必要があることです。 検討の順番は「まず実家の郵便番号でエリアを調べる → だめなら冷凍でどれにするか」が効率的です。
そしてエリア外だったときの受け皿も、同じワタミにあります。ワタミの宅食ダイレクトは、 ワタミの冷凍版で、宅配便で全国どこにでも届きます。名前が似ていますが冷蔵の「ワタミの宅食」とは別のサービスで、 まごころスタッフの手渡しも見守りも付きません。そのかわりエリアの制限がなく、実家がどこにあっても送れます。 献立は管理栄養士が組んでいて、1食ごとに熱量・食塩相当量・たんぱく質が表示されます。
実家がエリア外だった場合、冷凍の宅配弁当が候補になります。親に送るなら、まず見るのは食数の下限です。 ワタミの宅食ダイレクトは7食から頼めるので、下の表でいう「6〜10食」の冷凍庫でも回せます。 ここで効いてくるのが冷凍庫の空き容量です。 当サイトの一人暮らし向けの記事でも触れていますが、目安は次のとおりです。
| 冷凍庫のタイプ | 入る食数の目安 | 親に送るときの現実的な選択 |
|---|---|---|
| ワンルーム用の小型 | 3〜5食 | まとめ買いは不可 |
| 1〜2人用引き出し1段 | 6〜10食 | 7食セットが上限 |
| 3〜4人用引き出し2段 | 12〜20食 | 10食セットなら余裕あり |
※空の状態での目安です。実際には既に入っているものを差し引いて考えてください。
高齢の親の家は3〜4人用の大きめの冷蔵庫が残っていることが多いいっぽうで、その中身が長年動いていないというのがよくあるパターンです。 初回を頼む前に一度実家に行って、冷凍庫を実際に開けて空きを作っておく——地味ですが、これがいちばん効きます。 ここを飛ばして10食セットを送り、入りきらずに常温で置かれてしまう事故は本当に起きます。
温める作業についても、ひとこと。冷凍弁当は電子レンジで500W〜600Wで5〜7分程度かかるものが多く、電子レンジの操作に慣れていない親には、この時間設定が意外な壁になります。 初回は帰省したときに一緒に1食温めてみて、フィルムをはがすかどうか、何分でいいのかを紙に書いて冷蔵庫に貼っておくと、その後がスムーズです。
当サイトは価格を「(コース合計+送料)÷食数=実質1食」という1本の式でそろえています。ここでは、それを「1日1食を30日ぶん」に置きかえた月額まで出します。 仕送りとして負担する側にとっては、1食単位より月額のほうが判断しやすいためです。
| サービス | 形態 | 実質1食 | 1か月 (30食) |
|---|---|---|---|
| ワタミの宅食まごころ手鞠/主菜1品+副菜3品 | 冷蔵・手渡し | 472円 | 14,160円 |
| ワタミの宅食ダイレクトいつでも二菜/おかず2品・軽食向け | 冷凍・置き配 | 486円 | 14,580円 |
| ワタミの宅食まごころおかず/主菜1品+副菜4品 | 冷蔵・手渡し | 552円 | 16,560円 |
| ワタミの宅食ダイレクトいつでも三菜/おかず3品・10食定期 | 冷凍・置き配 | 553円 | 16,590円 |
| ワタミの宅食まごころ御膳/ごはん付き | 冷蔵・手渡し | 568円 | 17,040円 |
| ワタミの宅食ダイレクトいつでも三菜/おかず3品・7食定期 | 冷凍・置き配 | 672円 | 20,160円 |
| ナッシュ10食プラン | 冷凍・置き配 | 737円 | 22,110円 |
| 食宅便やわらかい食事 | 冷凍・置き配 | 874円 | 26,220円 |
※ワタミの宅食ダイレクトは2026年8月29日、その他は8月12日の調査。ワタミの宅食(冷蔵)は宅配料込み・エリア限定。ダイレクトは送料880円(本州・四国・九州)を足した実質1食。ナッシュは関東の送料、食宅便はらくらく定期便の送料940円で計算。「いつでも二菜」は7食・都度購入のみの取り扱いです。
ここがこの記事でいちばん変わったところです。実家がエリア外だった場合、これまで冷凍の現実的な候補はナッシュ10食(月22,110円)でした。 ところが同じワタミの冷凍版なら、月16,590円です。
※1日1食×30日で計算。1年つづけると66,240円の差になります。仕送りとして毎月払う側には、この差がそのまま効きます。
表の2行目、「いつでも二菜」の486円にも触れておきます。冷蔵の手鞠(472円)との差は月420円しかありません。 ただし中身は別物です。手鞠が主菜1品+副菜3品なのに対し、二菜はおかず2品で、公式でも朝食や夜食向けの軽めのセットとして案内されています。 1日の主菜として毎日置きかえるなら三菜、朝ごはんや夜食を足したいなら二菜、という使い分けになります。
※1日1食×30日で計算。年間になおすと約144,720円の差になります。
年間で14万円以上の差です。ただしこれは、そのままの比較ではありません。ワタミの手鞠はエリア内であることが条件で、食宅便のやわらかい食事はかむ力・のみこむ力に配慮した特別な調理をしているコースです。 同じ「1食」でも中身の役割が違うので、金額だけを見て安いほうを選ぶと目的から外れます。次の章で、この違いを見ていきます。
親の状態によっては、普通の宅配弁当そのものが合わなくなります。食宅便は日清医療食品が運営していることもあり、目的別のコースが揃っているのが最大の特徴です。 しかもどのコースを選んでも実質874円で同じなので、途中で状態が変わっても金額を気にせず乗り換えられます。
| コース | どんなときに | 公表されている基準 |
|---|---|---|
| やわらかい食事 | かむ・のみこむに不安 | やわらかく調理 |
| たんぱくケア | たんぱく質・塩分・カリウム・リンの管理 | たんぱく質10.2g程度 塩分2.0g未満 カリウム約450mg以下 リン約200mg以下 |
| 塩分ケア | 塩分とカロリーの管理 | 塩分・カロリーに配慮 |
| 低糖質セレクト | 糖質の管理 | 糖質10g以下 |
※2026年8月20日、公式サイトの公表値を調査。内容は変更されることがあります。
なお、やわらかさの度合いは会社によってかなり違います。食宅便のやわらかい食事は「普通の弁当より明らかにやわらかいが、ムース状の介護食ほどではない」という位置づけです。 親の状態がそれより進んでいる場合は、介護食(嚥下食・ムース食)を専門にしている別のサービスを探すほうが確実です。当サイトは価格を横並びに比べることを目的にしているため、専門の介護食は扱っていません。
- 親が「頼んでいない」と言い出すことがあります。子どもが良かれと思って手配しても、本人にとっては「まだ自分で作れるのに」と感じることがあります。契約前に必ず本人と話し、「1週間だけ試してみる」から始めるのが結果的にうまくいきます。
- ワタミの宅食はエリア外だと選べません。エリアは実家の郵便番号で調べられます。この記事で最安になっている手鞠472円は、エリア内であることが前提の数字です。
- 見守り協定は「安否確認サービス」ではありません。あくまで配達時に異変に気づいた場合の連絡の取り決めであり、決まった時刻に安否を確認して報告することを約束するものではありません。確実な安否確認が必要なら、専用の見守りサービスや自治体の配食サービスを併せて検討してください。
- 冷凍のまとめ買いは、食べ切れないと在庫が積み上がります。親は「もったいない」と思って無理に食べるか、逆に手をつけずに冷凍庫を圧迫するかのどちらかになりがちです。まずは7食など少量のセットで、実際に何食食べたかを確認してから増やしてください。ワタミの宅食ダイレクトは7食から、しかも都度購入(定期の縛りなし)で頼めます。「いつでも二菜」は7食・都度購入のみの取り扱いなので、1週間ぶんだけ送って様子を見るという使い方に向いています。(定期購入にすると5%安くなりますが、3回以上のお届けが条件です。まず試す段階では都度購入のほうが身軽です。)
- 自治体の配食サービスも調べる価値があります。市区町村によっては、高齢者向けに安否確認つきの配食を低額で提供している場合があります。所得や要介護度による条件があるので、実家の市区町村の窓口や地域包括支援センターに一度確認してみてください。
どちらとも決めきれない場合は、まず実家の郵便番号でワタミの宅食のエリアを調べるところから始めてください。エリア内なら価格・手間ともに有利です。
エリア外だった場合は、3つに分かれます。 ①ふだんの食事を置きかえるならワタミの宅食ダイレクト「いつでも三菜」(10食・月16,590円)。 ②かむ・のみこむに不安があるか、医師の指示がある場合は食宅便(月26,220円)。 ③まず1週間だけ試すならダイレクトの「いつでも二菜」7食・都度購入(月に直すと14,580円)。 全社を横並びで見たい場合は19プランの比較表をお使いください。
離れて住んでいますが、支払いは私(子ども)にできますか?
親が留守がちですが、手渡しでなくても受け取れますか?
まず1週間だけ試すことはできますか?
ごはんも付いている弁当はありますか?
まずは実家の郵便番号で、配達エリアと届く曜日を調べてください
ワタミの宅食はエリア内かどうかで結論が変わります。エリア内なら月14,160円、エリア外でも同じワタミの冷凍版で月16,590円から。冷凍を選ぶ場合は、実家の地域の送料(本州・四国・九州880円/北海道1,210円/沖縄2,420円)を確認してから食数を決めてください。
※本記事はアフィリエイト広告を含みます。価格・サービス内容はワタミの宅食ダイレクトが2026年8月29日、その他が8月時点の調査です。変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。
価格・内容は自分でも必ず公式サイトで確かめてから申し込んでください。治療中の方の食事については、主治医または管理栄養士にご相談ください。