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らでぃっしゅぼーやの送料は、注文金額より先に「住所」で決まります

くくらべごはん編集部 2026.08.30 公開 価格調査 2026.08.30 時点
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当サイトは食材宅配を「送料がかかるOisix」と「送料0円のヨシケイ」という2タイプで整理してきました。 らでぃっしゅぼーやは、そのどちらでもない3つ目のタイプでした。 公式サイトの送料表が2本あるのです。らでぃっしゅぼーや専用車とヤマト宅急便で料金体系そのものが別で、どちらになるかは住んでいる場所で決まります。 同じ金額を同じ頻度で買っても、専用車エリアの人とそれ以外の人では年20,800円ちがう計算になりました。 このページでは、商品代金以外にかかるお金を全部並べます。

同じ野菜の宅配を使う2人が明細を見せ合い、片方が毎回580円、もう片方が180円払っていることに気づき、原因が住所だと分かって、1年で20,800円の差になると計算する4コマ漫画
※金額(180円・580円・年20,800円)はイメージではなく、本文と同じ調査値です。180円は専用車エリア、580円はヤマト宅急便で、どちらも注文金額4,500〜6,499円の場合です。
1 送料表が2本ある 2 2本の送料表 3 年20,800円の差 4 送料0円狙いの落とし穴 5 商品代金以外の全部 6 注意点 7 向いている人
1結論:まず自分が「専用車エリア」かどうかを調べてください

らでぃっしゅぼーやには自社の配送網(らでぃっしゅぼーや専用車)があります。 送料の記事で説明したとおり、自社便を持っている会社は送料を安くできます。ヨシケイやワタミの宅食が送料0円やエリア限定なのと同じ構造です。

ただしらでぃっしゅぼーやは、専用車エリアの外にもヤマト宅急便で全国に届けます。ここが他社と違うところで、その結果同じサービスの中に、送料の世界が2つ存在することになりました。

安いほう
らでぃっしゅぼーや専用車
6,500円以上で送料0円/不在でも留め置きしてもらえる/エリア追加送料なし/お届け時間は指定できない
VS
高いほう
ヤマト宅急便
8,500円以上でようやく送料0円/地域によってさらに追加送料/不在時の留め置き不可/曜日と時間帯を指定できる

公式サイトが挙げている専用車エリアは次のとおりです。

東京23区、神奈川県、愛知県、大阪府、和歌山市、札幌市および近郊地域。
東京多摩地区、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、三重県、岐阜県、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県の市部、および仙台市。

※上記地域内でも一部お届けできない場合があります。選べるかどうかは、申し込み画面で住所を入れると確認できます。

ここに入っていない住所の人は、価格の比較に入る前に「ヤマトの表で計算する」と決まります。 当サイトが宅配弁当で繰り返し書いてきた「エリア内かどうかが価格より先」という話が、食材宅配でもそのまま出てきます。

22本の送料表を並べます

まず専用車のほうです。この表だけ列が2つに分かれています。注文に「めぐる野菜箱」または「セレクトサービス」が入っているかどうかで、送料が変わる仕組みです。

ご注文金額(税抜)めぐる野菜箱/セレクトサービスを
含む場合
含まない場合
6,500円以上0円0円
4,500〜6,499円180円300円
3,000〜4,499円480円700円
3,000円未満680円900円

※らでぃっしゅぼーや専用車の配送料。金額は税込。2026年8月30日に公式サイトで確認。

次にヤマト宅急便です。列は1本ですが、0円になるラインが2,000円高くなります。

ご注文金額(税抜)配送料(税込)
8,500円以上0円
6,500〜8,499円380円
4,500〜6,499円580円
4,500円未満900円

そしてヤマトの場合だけ、ここに地域ごとの追加送料が乗ります。 公式サイトには「ご注文金額が8,500円以上の場合でも、エリア追加送料はかかります」と明記されています。 つまりヤマトの人は、いくら買っても送料を完全に0円にできない地域があります。

お届け先エリア追加送料(税込)
下記以外0円
青森・秋田・岩手110円
中国220円
四国330円
北海道・九州490円
沖縄650円

これに冷凍手数料400円が加わることがあります。冷凍商品の注文金額が1,500円(税抜)未満のときにかかり、注文金額が8,500円(税抜)以上なら無料です。 全部が最悪の方向に重なると、1回の送料はこうなります。

ヤマト・4,500円未満
900円
+
冷凍手数料
400円
+
沖縄の追加送料
650円

※900+400+650=1,950円。いっぽう最小は0円(専用車・6,500円以上・エリア追加なし)です。

0円
専用車
6,500円以上
180円
専用車
4,500円台
580円
ヤマト
4,500円台
900円
ヤマト
4,500円未満
1,950円
ヤマト・沖縄
+冷凍手数料
3同じ買い物を1年続けると、20,800円ちがいます

送料表を2本並べただけでは、実感が湧きません。毎週1回、同じ金額を買うという前提で1年分に伸ばします。

毎週の注文金額専用車
(1回)
ヤマト
(1回)
1回の差年52週の差
6,500〜8,499円0円380円380円19,760円
4,500〜6,499円180円580円400円20,800円
3,000〜4,499円480円900円420円21,840円
3,000円未満680円900円220円11,440円

※専用車は「めぐる野菜箱/セレクトサービスを含む場合」で計算。エリア追加送料と冷凍手数料は含めていません(含めるとヤマト側がさらに高くなります)。

いちばん現実的な4,500〜6,499円の帯で、年20,800円。これは商品がまったく同じでも発生する差です。 宅配弁当の送料記事で「同じ120食を食べるのに送料だけで16,324円ちがう」と計算しましたが、食材宅配ではそれより大きい差が出ました。

この差は、頑張っても縮まりません。 宅配弁当の送料は「まとめ買いして割る数を増やす」ことで1食あたりを下げられました。 ところが、らでぃっしゅぼーやの専用車とヤマトの差は、住所で決まっているので工夫の余地がありません。 専用車エリア外の人にとって、これは値切れない固定費です。
4「送料0円まで買い足す」は、ヤマトの人ほど損になります

送料表を見ると、つい「あと少し買って0円にしよう」と考えます。この判断が正しいかどうかを、数字で確かめます。

専用車の人は6,500円、ヤマトの人は8,500円で送料が0円になります。0円ラインが2,000円ちがうわけです。 では、ふだん6,500円ぶん買っているヤマトの人が、380円の送料を消すために2,000円買い足すとどうなるか。

毎週2,000円の買い足し
年104,000円
−
浮いた送料
年19,760円
=
持ち出し
年84,240円

※2,000×52=104,000円、380×52=19,760円。買い足したぶんが全部おいしく食べきれたとしても、支払総額は増えます。

買い足した2,000円ぶんを必要としていたなら、これは損ではありません。問題は送料を消すこと自体が目的になったときです。 宅配弁当の失敗記事で書いた「安いプランを選んで、いちばん高い買い物をした」のと同じ形になります。 食材は宅配弁当より傷みが早いぶん、食べきれなかったときの損失も大きいと考えてください。

公式サイトには、この判断を助ける仕組みも用意されています。 「ご注文がない週は配送料がかかりません」と明記されており、お休みは約8週先まで設定できます。 つまり「毎週むりに買う」必要がありません。2週に1回にまとめて6,500円(専用車)や8,500円(ヤマト)を超えるほうが、 毎週買い足して0円を狙うより理にかなっています。
5商品代金と送料のほかに、かかるお金を全部並べます

当サイトが実質1食にこだわるのは、表示価格の外にあるお金を見落とさないためです。らでぃっしゅぼーやの場合、送料以外にも項目があります。

項目金額かかる条件
入会金0円なし
年会費1,100円2年目以降(初年度無料の特典あり)
冷凍手数料400円冷凍商品が1,500円(税抜)未満のとき
エリア追加送料110〜650円ヤマト・対象地域(8,500円以上でもかかる)
はがき明細の発行手数料120円Web明細にすればかからない
解約金0円いつでも解約可

※すべて税込。年会費は「1,000円(税込1,100円)」と公式に記載。2026年8月30日確認。

この中で見落としやすいのは年会費です。Oisixにもヨシケイにも無い項目で、しかも初年度が無料なので、2年目に初めて請求されます。 週1回・年52回の利用に均すと1回あたり21.2円。金額としては小さいのですが、「1年使ってから増える」という形なので覚えておいてください。

年会費には、入会時期による例外があります。 公式サイトによると、平成30年6月10日以前に入会した人は紙のカタログ配布を希望する場合だけ年会費がかかり、 平成30年6月11日以降に入会した人は紙カタログの有無に関係なくかかります。 これから申し込む人は後者なので、Web明細にしても年会費そのものは消えません。

もうひとつ、申し込みの形として知っておきたいのが「入会時に必ず定期品を1つ登録する」という点です。 公式サイトに「ご入会いただく際に、必ず定期品を1つご登録いただいています」と書かれています。 単発の買い物だけで使うことはできず、定期便の会員になるのが前提のサービスだということです。 登録後にサイズやサイクルの変更はできますし、お休みも解約もいつでも可能です。

6この記事の注意点

この記事には、めぐる野菜箱の価格そのものを載せていません。 公式サイトのコース紹介ページは価格が画像や申し込みフローの中にあり、当サイトが確実に確認できる形で公表されていませんでした。 検証できない数字は載せないという方針なので、金額が確認できている送料・年会費・手数料だけで記事を組んでいます。 したがってこの記事はOisixの記事やヨシケイの記事のような「実質1食」の比較にはなっていません。

年52週で計算していますが、実際は毎週買わない人のほうが多いはずです。 「ご注文がない週は配送料がかからない」ので、隔週なら差は半分になります。 この記事の年間金額は「毎週使い続けたら」という上限のモデルケースとして読んでください。

専用車エリアかどうかは、この記事では確定できません。 公式サイトの地域一覧を引用しましたが、同じ都道府県内でも「市部」に限る書き方や、エリア内でも届かない場合があるという注記があります。 申し込み画面で住所を入れるまで確定しません。価格の検討より先に、そこを確かめてください。

入会特典の内容は変わります。 「初年度年会費無料」「初回から一定期間の配送料無料」といった特典は、キャンペーンごとに条件が違います。 この記事の年会費1,100円は、特典が切れたあとの通常の金額です。

味や品質の評価はしていません。 らでぃっしゅぼーやが独自の農薬基準を設けていることは公式サイトに記載がありますが、それが値段に見合うかどうかは、この記事では判断していません。

当サイトはらでぃっしゅぼーやのおせちについて広告提携をしていますが、この記事には広告リンクを置いていません。 手元にある広告素材の行き先がおせちで、この記事の対象(定期宅配)と違うためです。 リンクの文言と行き先が合わないものは貼らない、という方針でそろえています。

7向いている人・向いていない人
MATCH
向いている
専用車エリアに住んでいる/1回の注文を6,500円以上にまとめられる/日中不在で留め置きしてほしい/農薬の基準を自分で確かめたい
VS
NOT MATCH
向いていない
専用車エリア外で、1回の注文が4,500円に届かない/北海道・九州・沖縄など追加送料の地域/単発の買い物だけしたい/お届け時間を細かく指定したい(専用車の場合)

専用車エリア外で、少額を頻繁に頼みたい人には向きません。 4,500円未満なら毎回900円、地域によってはさらに110〜650円が乗ります。 その使い方なら、送料が常に0円のヨシケイのほうが構造的に有利です。

逆に専用車エリアで、まとめ買いができる人にとっては、送料0円ラインが6,500円と低く、留め置きもしてもらえるので使い勝手のよいサービスです。 食材宅配3社の考え方の違いは食材宅配のページにまとめています。

価格を調べる前に、住所を入れて配送便を確かめてください

専用車が選べるかどうかで、年20,800円ちがいます。これは商品の中身とは関係なく決まる差なので、いちばん先に確認すべき項目です。申し込み画面で住所を入れると、専用車を選べるかが分かります。

※料金・送料・特典の条件は2026年8月30日時点で公式サイトを確認したものです。変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

価格・内容は自分でも必ず公式サイトで確かめてから申し込んでください。